体感

スケッチ旅行で訪れた時の砂を持ち帰った。砂漠自体日本より広いと言われるタクラマカン砂漠である。壮絶な世界であった。一本の道を砂より保護する為に何㌔事夫婦が常駐していた。道の縁に砂防の為植えたささやかな植物を守るためだ。めったに人に遭わないためか寄ると暖かく迎えてくれた。しかし冬はマイナス何十度となる為皆そこを離れる。既に一本の道は砂に埋まって消えている。そんな話を聞かせ砂をプレゼントする。