合掌

深緑荘にて放哉の全俳句を半紙作品にすべく200句仕上げて書棚に於いていた。書棚の前に葉白い花びら散乱していた。よく見ると重ねた作品を粉々に食い散らした後である。ネズミの仕業である。早速ネズミ取りを置く。明くる日にはかかっていたが、粘着テープで動けず苦しい思いをしたようであった。ヒマラヤシーバの下で火葬した。