名残り

当市には硫酸の製造工場があり硫酸瓶が盛んに作られていた。工場の人に隠れて、薪の針金に馬鈴薯を刺しは登り窯に差し込んで食べていた記憶がある。今は窯のレンガを再利用したこの塀が唯一の名残りとなった。