冬・寂しさ

カラスウリが音符のように垂れさがっている。3500年前に漢字が出来た。この垂れさがったカラスウリを見て「冬」を考えた。下部の点はカラスウリ2個である。尚、春は日に当たった草が絡みつく様に伸びる様、夏は仮面を被って躍る様、秋は稲穂に火と亀である。秋については豊穣を占い亀の腹にくぼみを掘って火で炙る。結果ヒビが入り祖の形を占いの元とした。因みに卜はヒビの形と音(ボク)であり、結果を口で言う占という漢字が出来た。秋は時代が下り亀を省いたものである。何にしても「冬」寂しい。