ペンギンたちの挨拶

ラッシュ時の電車の如くぎゅうぎゅう詰めである。カラフルで可愛い靴が整然と置いてある。ペンギンたちは挨拶から始まって挨拶に終わる。礼にしても「オネガイシマス」と頭を下げて3秒間は上げない。先ずは形から学んでいる。当然履物もこうなる。しかし特に低学年の習字の内容は子供らしく大らかで伸び伸び書く。半紙からはみ出して「ウマイウマイ」褒める。終わりは「アリガトウゴザイマシタ」キチッと挨拶をする。その後庭で木に登ったり張り待って皆で遊ぶ。庭が静かになるのにはしばらく時間がかかる。