胸いっぱいのリスペクト

格子の向こうに見えるコガネクモは一か月前に現れた。随分大きくなっている。朝夕歯磨きをしながら眺めている。違うもしれないが幼い時兵隊蜘蛛と呼んでいた。大好きなものはこの他ギンヤンマである。見つけると山の畑をどこまでも追っかけていた。網のあるか上空を悠々飛ぶ。正に神の存在であった。後のサッカー選手としての粘りはこのトンボのお蔭とおもう。次にフクロウ、ウシガエルそしてカマキリである。今でもうっとりする。幼い時抱いたリスペクトは消えていない。