5歳 慈愛の心

感性育成教室では一週間後に3×6尺(90×180cm)唐紙に墨で自画像を描く。その準備として各パーツを手鏡片手に何枚も描いた。お母さんのお迎えを待っていた5歳のK君が先生を画いてあげると言い出した。輪郭のあとおでこのしわを描いた。一番印象的だったのだろう。次に目、鼻、マスクと続いた。その絵を見ていたK君「せんせい。まゆげないけど、かくね」と言って書いてくれた。k君にとってマスクの奥の口も見えるのだろう。