レンチョウの運命

漁師のおかみさんと魚を買う人たちで煮ぎ合う宇部港。13時30分汽笛の合図で漁船が一斉に入港。魚はその場で並べられる。妻はいつもの漁師さんの所でレンチョウを待ちうける。正に諸葛孔明の心境だろう。妻に捕らえられたレンチョウは無残にも2日間日干しに合う。その時外的カラスが狙う。何とか助かったとたん宅急便に妻が電話をし、名古屋の娘の所に運ばれレンチョウは美しい瀬戸内の海を思いながら食べられているのだろうか。