羨望の眼差し わくらば

光の中で燃え滾るような深緑の中に紅い一枚の葉がある。この枝の元も先の皆、黄緑の葉だ。何も知らない葉っぱたちは木の葉を何とも格好いいと思っているようだ。病葉(わくらば)は夏の季語である。この先見守っていこう。