散髪のおばちゃん達

上海の下町での看板。店を覗くと店主と思しき青年がニコニコと散髪していた。中国での散髪といえば30~1500円といろいろな店でした。一番印象に残るのは西安である。一人で長期に泊まるときは城外である。宿泊費が格安だかである。そのホテル前の道端に丸い小さな椅子を並べ、手にハサミを携えたおばちゃん達が待ち構えている。座るとマントを羽織るように白い布を掛ける。散髪は5分もかからない。あっさりとしたものだ。当然シャンプーも髭剃りもない。おばちゃんは外国人の頭をしたと自慢していた。それから10日間毎日小生を見る度に散髪するから座れと言う。もう髪の毛が残ってないと言うと皆ケラケラと笑っていた。