不運の竹の子 すくすくと成長

竹がジュースの缶を抱いている。不届き者が空き缶を竹の子に差し込んだのかと考えた。しかし手前に葉50cm以上の深い溝がある。その溝を越えて竹の子に差し込んだとは考えにくい。おそらくこの竹藪に投げ捨て何年か経過し腐食し穴が開いた。たまたま地上に頭を出したところが缶の穴であった。結果として抱きかかえたまま成長したのだろう。彼はそんな境遇にびくともしていない。