今朝の新聞投稿記事に心動いた。山口県周南市の女性でタイトルは「約束の場所」である。内容は「虹の橋へ行きなさい。必ず会いに行くから」から始まる。旅行くモルモットに聞かせた一つの言い伝え。天寿を全うしたペットたちは、虹の橋のたもとの草原に行く。そこには悲しみや苦しみもない。そして飼い主が生涯を終えるとたもとで再開し、共に橋を渡る。私が橋に行ったら、私を見つけてね。腰が曲がって、白髪のおばあちゃんになっていても。きっとたどり着くから。あなたのの名前を呼ぶから。「クイちゃん」で終わる。我が家に野良の子ねこが迷い込んで10年共に過ごした。思えば短い時間であった。とらの最後は妻の手の中で潮が引くようにしずかに静かに旅立った。あの時なぜ虹の橋で待てと言ってやれなかったかと、悔いが残る。(写真で光っている場所にとらが眠っている)。