一年生の楽しい通学路

一年生の下校は楽しい。帰り道は細い農道だけではない。見渡す限りが道、いやもう道ではない。楽しいフィードなのだ。田の中を跳ねて帰る一年生。数メートル横の食事中サギは驚いて凝視しているが彼女たちは気にも留めていない。散歩中の僕を見て、以前「おじちゃんカメラマン?」と言った子もいたが、今度は白い髭を見てサンタクロースかと聞く。それではクリスマスにはプレゼントを持って行かなければと言ってる言葉を遮って「この子の家黒い犬がいるよ」と言っている。家は見えるがまだ半時はかかるだろう。