捨てる

清楚な色、形のムスカリの花。東の花壇にひっそり咲いている。花の数が多いのも自然の摂理で必要なのだろう。人間は多くのものを持ちたがる。物、金や肩書等。全部失うか捨てると何が必要で何が不必要か見えてくる。小生も数年前より書壇を辞し作品作りに専念している。それまでは多くの公募展役員として職務や作品作り追われていた。審査員とか色々な肩書を全部捨てて今はじっくり必要な事を勉強している。「先生少しは楽になったでしょう」と、言われるが、前より多忙で作品の数も多くなった。なにより楽しくてしょうがない。