少年の記憶 シンシンド 2020/5/12 Diary この時期スイバが目立つ。小さいときシンシンドど言っていた。茎をかじるとしょっぱい味がしたものだ。貧しかったがお腹がすいていた訳ではない。ポケットには小刀、生っているものは一通り齧っていた。深緑荘の前にも生えているが、見る度に甘酸っぱさが口いっぱいになる。少年の頃の記憶は消えない。