母のカボチャ

カボチャの花を見ると小学生の頃を思い出す。母親は美味しいカボチャ作りが自慢だった。貧乏だつた我が家は毎日カボチャだった。手が黄疸ではないかと思う程、毎日カボチャである。母が亡くなる少し前ポツンと言った「廣ちゃんはカボチャが大好きやったいのぉ」決して好きではなかったが「うん!」答えた。今から盆のお寺さんがお出でになる。