貧乏性の細やかなる楽しみ

山の中にある第二アトリエ深緑荘は兎に角寒い。最初にエアコンで部屋を暖めて、30分程度で切る。その後は石油ストーブである。電子マットを敷いているもののあまり使わない。電気があまり好きになれない。次に厚い靴下を重ねて履く。間食は高級カステラとか滅多に口にすることのない美味しい菓子はない。作品制作の間に餅を焼いて食べる。無上の楽しみである。幼いころからの貧乏性とはこんなものである。