キュウイとアホーカラス

深緑荘の近くにキュウイの棚がある。昔お百姓が出荷していたのだろう。今では棚も崩れ野生化している。入口にキュウイの食べかすが転がっている。三ツ星レストランで気取って食べたように皮と芯を残して実にうまく食べている。ジーと見ていたら山から「アッ ホー・アッ ホー」と聞こえる。食べたカラスであろう。若い時分神戸に住んでいたことがある。京都の友人M君は「アホー」が口癖だった。本人は意に介していなかったが差別的でなじめなかった。今では山のカラスが叫んでいる。しばらくは「アッ ホー・アッ ホー」と叫んでいた。