大工のIさん

尊敬する人に大工のIさんがおられる。こよなく材木を愛しておられる。旧家の床の間であった板を保存しておられた。銀杏で1メートル幅で2メートルの長さ厚さ5センチにもなる板。樹齢は100年を超す大木であったろう。Iさんに机にして頂戴し茶館に鎮座している。写真のテーブルも街路樹であったケヤキの大木で作って頂いた。今でもよい香りがする。バーベキューはじめ天気の良い時は感性育成のペンギンたちもこのテーブルで勉強する。Iさんの趣味の写真はプロ級である。僕の上海個展やシルクロードスケッチ旅行等何回か中国旅行にもご一緒した。これからもお元気で活躍されること願っている。