至極の刻

部屋の照明を落として前面の雨と緑を眺めながらゆっくり彩墨を磨る。作品の構想は出来、適度の湿度で唐紙も良い状態に出来上がっている。前面の梅雨の雨は緑を際立たせ色付けを待っている。至極の刻である。