ペンギンたちの勉強

感性育成教室のペンギンたちに字の成り立ちを教える時には、なるべく本物を見せる。なければ写真とか絵にかいて説明する。今回はお金である。大昔の中国のお金は貝(写真左側)であった。やがて貝の形の玉石に変わった。穴が開いているのは紐を通して持ち歩いたのだろう。現在の「貝」もこの象形文字からである。ここからが本番。今使われている漢字について説明する。当然5,6歳の彼らは知らない字である。「財」「購」「貯」「買」「貧」これら貝の付いた字を説明していくのだ。例えば貧しいという意味は理解している。お金が分かれて行くから貧しくなる。始めは「先生 この貝のお金でアイスクリーム何個買える?」と言っていたペンギンたちは聞き入ってくる。