可愛い小さな狛犬

30年前中国の田舎町で掌のひら位いの狛犬を二つ購入した。その村にはおそらく外人は初めてだろう。村人全員から怖い位じろじろ見られた。小さな古道具屋の裏庭で狛犬たちを発見した。一番器量の良いのと悪いのを購入した。良い方はログの教室の机の上、ペンギンたちがが必ず頭を撫ぜるので今では剥げている。方や写真の方は歴代のアトリエに連れて歩いている。愛着があって僕の宝物の一つである。西安からバスで何時間の村、名前すら忘れた。犬の故郷の村には二度と訪れることは出来ない。