夏河のサイの化石

絵の実物は昔北京で購入した物である。骨董ではない。背びれから見ると恐竜時代か架空のものかもしれない。西安の大学留学中に夏河のチベット寺院との交流会に参加したことがある。三千メートルの場所であった。夕方に骨董屋を覗いた。かなり摩滅しており且つ何に使用していたかもわからなかった青銅製の雅印を2個購入した。たまに遊印として使用している。後で調べたらキリスト教会の物と分かった。その時店の主人が「見せたいものがある。奥へどうぞ」という。暗い中にあったのはサイの頭部の化石であった。買わないかと言われたが日本までの運搬を考えるとあきらめざるをえなかった。