思いを巡らす

30年前の中国西安で宮殿の解体をしていた時、作業員のおじさんにその互ガ欲しいと伝えると変な外国人と思ったのか笑って幾らでも持って行けと言った。既に割れていたので復元して教室に置いていた。こともあろうか妻はそれに花を植えているではないか。とんでもないことだ。早速洗って今は本置きにしている。割れ目から小さな陶片が出てきた。いまそれが何か思いを巡らせている。