中国新疆ホータン白玉川は玉石で有名な川である。半日かけて探したがそう簡単に見つからない。そこへ現地の男が鍬を持って近づいて「採れた?」と聞く。見せるとニャと笑いおもむろにポケットから泥の付いた玉石を見せた。その見せ方で怪しいとすぐ気が付いた。後から聞くと外国人に対して練り物の石(まっ赤な偽物)を売りつける輩であった。写真は天山山脈中腹で翡翠を探している時に見つけた。日本に帰って志賀直哉の小説「清兵衛と瓢箪」のように一生懸命磨き小さな穴まで開けた。種類は分からないが乳白色で奥が深く気品が漂う。これが似合うのは皇室の愛子さんか北川景子位と思う。