馬車に乗った。馬は10歳の狭霧ちゃんである。大人しく賢いお馬さんで出身は北海道。なんといっても尻尾を中心にした禅の円相のような模様が素晴らしい。お尻はマリリン・モンローに負けていない。もちろんコースを熟知しているし登坂の前には駆け足で助走した。帰りは駆け足で時間調整するんですよと馭者の人が嬉しそうに言っていた。そういえば中国の草原で馬に乗ったが、帰りの1時間はパオまで一目散に走って帰った。振り落とされないように必死でつかまって帰った記憶がある。早く帰れば休憩できるためだ。逆に沖縄の八重山諸島の水牛の場合は一番力の強い牛が時としてゆっくり歩くらしい。理由は早すぎると他の牛より一往復多く仕事をしなければならない事知っているのである。ちなみにこの牛は週休4日であった。