小枝の預かりもの 

最近は毎日山中の深緑荘で過ごす。裏山を覗くと鬱蒼として薄暗い。小枝にきらきらと光るものを見つけた。「これ預かっているんじゃけど、あんたぁ誰のか知らんかいね~」と言っている。小鳥の羽である。「もう取りにゃ来んけー あんたぁもろちょきいねぇ」と返答した。それを聞いた小枝は嬉しそうにきらきらと振って見せた。