カマキリ2007.12.21
カマキリが大好きである。ゆったりした動きから、狩の時の機敏な動きは目にも止まらない。
顔は意外と愛嬌がある。何よりも好きなのは野武士のような壮絶な死である。風の中のそれは孤独である。

 2007.12.16
玄関先の素焼きの鉢には、シャワー状にして水を足す。「ア!雨ダイ」と言ってメダカ達が水面で忙しなく泳ぐ。
メダカには洗濯物もなく、取り込む事もないのに。

 旬アラ2007.12.12
知人のUさんが、山陰の荒海で釣ったと巨大アラを持ってきてくれ、包丁も持参で捌いてくれた。
早速昼から刺身で食した。夜はそれに会った日本酒を一時間かけて買いに行った。野菜を一切入れず利尻の昆布だけで炊いたアラを食した。味は言うまでもない。

 感謝2007.12.10
庭の柿もミカンも豊作であった。今は最後の一個だけである。鳥達のため残すのが、我が家の流儀だ。
カボスは取りきれなく100個以上がそのままだ。黄色くなっている実は甘いはず。全部鳥達にあげる。

 いない2007.12.02
春に開催される第8回ペンギン村書展の為に各自が草稿を作っているとき、5歳のタイヨウ(泰楊)君が空を指差し、いないいないと叫んだ。
遼大君が聞いた。「なにがいないん」「太陽がいない」と言った。真剣だった。

 メダカ2007.11.22
めっきり寒くなった。玄関先のメダカ達も動きが鈍く、食欲も落ちた。
その中に1cm足らずの赤ちゃんメダカが3匹いる。春になるまで保育園にも行けないが、元気でいる。

 山桃2007.11.19
庭の山桃の木に「感性育成教室」ペンギン達は必ず登る。膝の高さの枝を皆外している。
「羽が片方しかないカマキリが休んじょるよ」と言う。心優しいペンギン達だ。根っこの花達は今年も全滅だ。

 ミカン2007.11.16
庭のミカンがたわわに生っている。今年は大きくておいしい。
教場に行くときいつも一個もいで食べる。これが無常の喜びである。

 蚕種2007.11.12
庭の蚕種(さんしゅ)に実が着いた。葉っぱは茶色に枯れて見る影もない。グミのような真っ赤な実が生っている。
明日一個食べてみよう。

 ダリヤ2007.11.10
山間に一軒農家の脇に花壇がある。鶏頭の花や菊とか小さい時から見慣れた花ばかりだ。今はダリヤが咲いている。
一見して綺麗とかではなく、美しくやさしい。

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