枯れ葉
2008.11.24
昨晩は神々の国出雲の個展会場から、54号線に戻って高速道路に乗った。400k近くをノンストップで走った。
朝は必ずカーテンの隙間から木々を仰ぎ見る。今朝のように霧雨に濡れてた木々に囲まれると、何故か妙に落ち着く。10年前までは無かった心持だ。
雪→ストーブ→芋
2008.11.20
11月に珍しく雪が降った。早速薪ストーブに火を入れた。南極のペンギンは焼き芋を食べないが、当教室のペンギン達は大好きである。
柊君のおばあちゃんに貰った芋をホクホクと食した。玄関先の金魚達はすっかり食欲が落ちた。
寡黙
2008.11.18
チャイムの音で出てみると浩輝君だった。今度はアミを一升枡3杯位持って来てくれた。教室では多弁で注意を受ける彼もこの場合は寡黙になる。
どこで?「浜の港」。どうして?「網ですくった」。家のはあるのか?「アミは料理しない」。浩輝少年はこの3言葉で帰って行った。
居場所
2008.11.17
この時期田んぼは殺風景である。案山子も職場を離れた。排水の調整用エンビ筒がポツンとある。
午前中は鷹が決まって停まっている。20メートル離れて小さな一羽がいる。意識しているのが遠くからでも見て取れる。
流れる
2008.11.11
穏やかな秋の空を、のんびり雲が北へ流れている。
それはそれで意味があるのだと思う。
ハゼとトギ
2008.11.08
先日の展覧会で象形文字の部で、金の翼賞をとった4年生の浩輝君が釣りの帰り、ハゼとトギを数匹づつ持って来てくれた。
家内が「ありがとう。でも浩輝くん家で食べるの無いじゃない」と言つた。「オレンチ コンバンウナギダヨ」と答えた。後でお母さんに聞いたら、お好み焼きだそうな。彼流の気のつかいかただ。
保護色
2008.11.07
ロッククライマーが岩壁で留まるように、二週間前緑の虫がさなぎになる準備をしていた。ログハウスの階段の手すりにである。
今はすっかり保護色のねずみ色になった。物凄い観察力を持っているペンギン達が、5p横で見てもそれとは判らないだろう。眠りながら羽を生やし、空を飛ぶ夢を見ている。
筋肉痛
2008.11.01
1年生の颯人君がケンケンして教室に入ってきた。「足はどうしたんかね?」の問いに「筋肉痛!」と答えた。
それを聞いたペンギン達は「カッコええ」と言った。何でと聞くと小さな声でエンソクと言った。帰りは高倉健の後姿で足を引きずって帰って行った。
サフラン
2008.10.31
夕陽100選にあるスペイン料理ソル・ポニエンテのTさんから、サフランの球根を数を多く頂戴した。水は無くても可憐な花が咲く。
早速2個づつパンフレットを添えて配っている。明日もペンギン達の若いお母さんに配ろう。やがて雌しべはサフランティー・サフラン酒・カクテル・パエリア・サフランライス・お菓子と大変身!ペンギン達が食べる。
リスペンギン
2008.10.30
庭にはあちらこちらにどんぐりが転がっている。ヘルマータ(イタリア語で停留所)と命名したガレージの前にはころころと落ちてくるが、庭には落ちない。
よく観察していると、ペンギン達が冬を直前にしたリスのようにせっせと拾い庭で遊んでいた。
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