2003.08.31
急に青空が真っ暗になった。
急激な大雨が降る前に、一瞬の出来事である。
西の山に、キブネ様とコシロの神様という、ほんとうに小さなお社がある。
その山から静寂と真空となった大気の中、ドトトトドトドトドっと、気が我が家に駆け込んだ。
「ああこの気も雨に濡れたくなかったのか」っと気がついた。

 2003.08.27
火曜日は車で50分かけて書道の指導に行く。
国道2号線を通らず、山の道を走る。
10分くらい余計にかかるが、それだけに楽しめる。
昨日はカンナや百合の大声援を受けた。
嬉しくて、楽しくてしょうがない。
まだ隠れているが、晩秋は「私たち登場ですよ」準備している様子がひしひし感じる。
前売り券を買っておきたい気持ちになる。

 2003.08.25
今日は朝から、北九州美術館で西部書作家協会展の展示の仕事をした。
その間、たらいをひっくり返したような夕立が青空を水浸しにした。
だから今は、いささか酔っております。

 2003.08.22
旅立ち
玄関の素焼きの大瓶には、5種類の水草の中、メダカ15匹、アメンボ5匹、川ニナ5匹そしておたまじゃくしが3匹いた。
おたまじゃくしには足もすっかり生えていた。
突然3匹の姉妹は旅立ちをした。
お別れの挨拶もなしである。
当然大送別会もしてやっていない。
今晩はどこでどうして泊まるのか心配である。

 2003.08.21
さっき朝顔の下で、風を受けながら眠ってる真似をしている青カエルに会った。
先日の青カエルの兄貴か弟か姉もしくは妹に間違いない。
「兄ちゃんは元気?」の問いにも答えず、眠った真似をつづけている。
別れ際、薄目を開けてチラッと見ていた。

 2003.08.18
青カエルの腹と手に中国の古墨を塗って、2メートルの紙の上を、おもっきりジャンプしていただいた。
俗にいうボディペインティングである。
ホップ!ステップ!まではよいが、ジャンプではもう墨がつづかない。
大失敗であった。
シャワーをかかりながら青カエルは泣いていた。
「一路平安」「再見」と言って別れた。
明日会ったら何と言おう。

 2003.08.06
カタツムリ空を飛ぶ!
前の木の葉っぱにカタツムリの青年がいた。
根っこからその葉っぱまでは、5メールはある。
今朝見ると居なかった。
根っこまで帰って行ったとは、とうてい考えられない。地球に落っこちるような青年ではなかった。凛々しい顔と頑健な甲羅であった。
では、残る考えは一つ。・・・・・・空を飛んだ。
このことを学会で発表すると、昆虫博士の先生方は、知らなかった事に大きなショック受けることになる。
僕は昆虫学会で発表もしないし、大声で叫ぶ事もしない。
今後あのカタツムリは、深夜しか飛ばないのか調査、研究する必要が残る。

 2003.08.04
4メートルぐらいの桜の木に蝉がなんと36匹!
少年時代の僕であれば、瞬間全力疾走で150メートル走っていただろう。
「母ちゃん!網!かご!」それだけで、また150メートル全力疾走するぐらいの大事件である。
世界で一番蝉の種類が多いのは、日本と聞いた。
蝉は、若い僕に「爺、爺、爺」と言っていた。
ブチ暑い一日だつた。

 2003.07.30
最近我が家の庭は、青ガエルのベビーラッシュである。
みんな小指の爪くらいの大きさである。
小野田市の全幼稚園の星組全員くらい居るといっても過言ではない。
(ほんの少し過言である)
芝生保育園のカエルはみんな青い。
砂利保育園はグレーのブチである。
どの保育園も保母さんはいないのに、しっかり頼もしいかぎり。
今はもうみんな、ぐっすり寝ています。
母さんガエルの夢をみて。


 2003.07.25
前回のこのコーナーで僕は大きな間違いをおかした。
東の出窓の水槽の住魚たちのことである。
20日前前の小川ですくった時は、5o程度の糸くずのようなメダカの赤ちゃんであった。
毎日毎日せっせと餌を与えた。
もちろん有り余る愛情もである。
今や10から15oに成長した。
少年少女たちは、メダカではなく、全員フナになった。
これからも餌と金魚草と酸素そして夏の輝く陽を風に添えてあげることとなる。
今回は訂正とお詫びである。

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