実感2005.08.22
最近洛陽で発掘された、北魏時代の石碑の拓本を親友の王君が送ってきた。
高さ20pくらいの仏さんが何十人とおられる。早速模刻している。「ああ僕が1500年前に刻した人の次に、真剣に見ている」と、実感する毎日だ(0w5)

 あは安全のあ2005.08.20
感性育成教室の5歳龍平君から残暑見舞いが届いた。
彼が書いた鳥の象形文字の額仕立て(90p角)での前の写真に、「あはあんぜんのあ。おしえてくれてありがとう」とある。今日も張り切って「あは安全のあ」「いは以上のい」「うは宇部のう」とやろう(5q6)

 しわ2005.08.17
この春石垣島に移り住んだ若い作家から、残暑見舞いが先ほど届いた。潮の香りする葉書は、島の老婆で「姉妹仲良くのコーヒータイム」とあるモノクロ写真だ。「泰石先生にと思い、葉書を買った」と添えてある。その無数のしわは、ちっぽけな小生の頭をガンとどやした(2q0)

 白鳥2005.08.15
散歩中に海の近くで羽毛が散乱していた。
30本程度拾い集め、側の竹といっしょに持ち帰った。端渓麻子坑に古墨で作った薄墨で最初に「空」と書いてみよう。白鳥が再び青い海を見る事を願って(8o4)

 寂しい2005.08.13
夕焼けが美しい。
ゆっくり夕焼けの中に染まれない日は、とても寂しい(5p4)

 2005.08.11
お宮の堀のアメンボが急に増えた。
しゃがんで見ていると、みんなペァである。どう泳いでも跳ねても同じかっこうである。更によく見ると底に影が映っている。彼等も影を背負って生きているのか(9o4)

 大地へ帰る2005.08.08
舟の舳先に使われていた木に、耐火煉瓦に象形文字を刻した作品20枚並べて展示した。
その木は大海で100年近く活躍下の後に、小生の作品を支えてくれた。20年後の今は庭の隅で静かに朽ちて、大地に帰っている。(484)

 牛カエル2005.08.06
ウオーキングに疲れてふらふら帰っていると牛カエルに会った。
と言っても姿を見たわけではない。ヴォォォオ・グォオオ・ゥ゛ブヴオと大地を揺るがす声で啼く。小生の足音でピタッと止めたが、未だにだに啼かない。ゴメン(879)

 養子2005.08.03
散策中にアケビの実を見つけた。
庭のアケビは10年来「ご懐妊」という言葉を知らない。一枝、我が家に養子に来ていただいた。今秋は無理だが来年はぺんぎん達と共に期待したい(2&2)

 トンボ練習機2005.08.01
カンカン照りの夏空に小型練習飛行機が飛ぶ。
プル・プル・プルプルとやっと空にへばり付いている。振り落とすが如く、ジェット機が轟音を噴いて九州の方へ飛ぶ。ヘコタレルナ!トンボ練習機(5t4)

P1 P2 P3 P4 P5 P6 P7 P8 P9 P10 P11 P12 P13 P14 P15 P16 P17 P18 P19 P20 P21 P22 P23 P24 P25 P26 P27 P28 P29 P30 P31 P32 P33 P34 P35 P36 P37 P38 P39 P40 P41 P42 P43 P44 P45 P46 P47 P48 P49 P50 P51 P52 P53 P54 P55 P56 P57 P58 P59 P60 P61 P62 P63 P64 P65 P66 P67 P68 P69 P70 P71 P72
[編集]
CGI-design