2003.12.06
カマキリ
茶色になった芝生の上、カマキリが憤死している。
以前にも書いたが、野武士の壮絶な死に様に思えてならない。
勇気が湧いてきた。
2003.11.19
小枝
ログの屋根裏の窓間から、緑の木々より一際高い小枝がある。
その枝で休む鳥は決まっている。
今朝はなぜかカラスが「カァ<<<<」と鳴いている。
2003.11.14
灯り
先日ソーラーシステムの明かり取りを買った。
250円で2個買った。手のひらの半分くらいの大きさである。
毎日太陽の陽をいっぱい食べて、ログハウスの階段に鎮座している。
ひとつは灯りも優しく4時間くらいししたら、お休みである。
もう一個はきっと毎日朝陽とのデートを楽しんでいる。っと思う。
ふたつの灯火が、とてても愛おしく思える。
2003.11.10
田んぼ
刈り入れが終わった前の田んぼは、黄土色と切り株の黄色だけだった。
今は一面、緑の絨毯である。わずかに切り株が覗いている。
草ではなく、稲の芽である。
みんなしっかり生きようとしている。すごい!
初雪はずーと先でいい。
2003.11.02
ざくろ
恩師清忠先生の庭に、背丈ほどの石榴の木がある。
赤い実を、いっぱいつけて「ご懐妊〜ん」と言っている。
2003.10.31
ゴールデンリトルリバーその2
朝庭を見て唖然とした。
昨日夕方突然、嵐のようにやって来て去って行った犬は、庭一面にサンダル、スリッパ、傘、雨靴そしてイモを散乱させていた。
いつつの日か、飼い主に連れられて散歩している彼に会ったら、飼い主の目を盗んでニャッとしそうな気がする。
2003.10.30
ゴールデンリトルリバー
我が家の庭で、大きな犬が疾走している。
犬のモモは食事に夢中で、全然気がつかない。
猫のイケは背筋を高くして威嚇している。
ゴーデンリトルリバーはいもをかじりながらモモと整列している。
雨も降らないのに、傘をくわえて家の周りを走り回っている。
2003.10.24
石
憤死したカマキリに横に手首大の石ころ達がいる。
子供たちが大作を書く時の、文鎮である。
厚狭川から拾ってきて、今や墨だらけである。
石の奥から何万年前の「おい!」という声がした。
2003.10.22
カマキリ
芝生に前屈みに死んでいる蟷螂がいる。
野武士が戦に敗れ、壮絶な死のようである。
秋風の中。
2003.10.19
ミノムシ
教場の奥の書棚になぜか蓑虫がぶら下がっている。
マーシとか颯也が、つっつきながら質問する。
「なしてここにいるん?」
「どんな虫がいるん?」
「ちょと開けてみていい?」
ミノムシはドキドキしながら春を待つことになる。
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